Thursday, November 28, 2013

谷口、首位で最終日も油断無し「2打ハンデがあるだけ」




2012年05月12日20時11分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 谷口 徹 -5
2 小田 孔明 -3
I・J・ジャン -3
4 谷原 秀人 -2
深堀 圭一郎 -2
6 薗田 峻輔 -1
上田 諭尉 -1
近藤 共弘 -1
9 塚田 好宣 0
貞方 章男 0


順位の続きを見る





苦しい中でもガッツポーズで自分を鼓舞する(撮影:上山敬太)








もっと写真を見る(12)




<日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯 3日目◇12日◇烏山城カントリークラブ(7,193ヤード・パー72)>

 国内男子メジャー「日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯」。この日は最大瞬間風速11.8メートルの風が吹き荒れスコアを落とす選手が続出した。トータル9アンダーでスタートした谷口徹もその1人だ。

日本プロ日清カップ リーダーズボード

 谷口は1番こそバーディを奪ったものの、3番でボギーを叩くと、5番、6番と連続ボギー。さらに8番もボギーとし、同組の深堀圭一郎に首位を明け渡してしまう。「グリーンが硬くてピンも狙えないし、ジャッジを間違うとミスになる」。後半も思うようにチャンスを作れずにいると、14番、15番とティショットのミスから連続ボギー。深堀もスコアを落としていたため首位の座はキープしていたものの、苦しいゴルフが続いていた。

 それでも、16番パー3では奥からのバーディパットをねじ込み、会心のガッツポーズ。「バーディ獲るのは至難だったので、値千金でしたね」。ここで悪い流れを断ち切ると、「最低限の仕事はできた」とリードを守りきりホールアウト。トータル5アンダーで2010年以来の大会2勝目へ王手をかけた。

 難しいコンディションにスコアを落としたものの、「スコアはアレだけど、自分の中では楽しかった。自分のゴルフができる」と2日目に感じたショットの違和感は払拭されつつある。勝負の最終日に向けては「2打ハンデがあるだけ。パーをキープしながら少ないチャンスをモノにできるか。気を緩める暇はないと思う」。鋭い目つきは最後まで変わらなかった。

【3日目の順位】
1位:谷口徹(-5)
2位T:小田孔明(-3)
2位T:I・J・ジャン(-3)
4位T:谷原秀人(-2)
4位T:深堀圭一郎(-2)
6位T:薗田峻輔(-1)
6位T:上田諭尉(-1)
6位T:近藤共弘(-1)
9位T:片山晋呉(E)他5名

No comments:

Post a Comment